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    <title>オフィシャル</title>
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    <updated>2012-02-06T01:36:23Z</updated>
    
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    <title>第79回　「トイレカンファレンス」を通して見えてきたこと</title>
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    <published>2012-02-06T01:32:28Z</published>
    <updated>2012-02-06T01:36:23Z</updated>

    <summary>西荻窪診療所　介護福祉士　原﨑尚子 　一昨年、トイレ使用後の利用者さまに転倒事故...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>西荻窪診療所　介護福祉士　原﨑尚子</strong><br />
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　一昨年、トイレ使用後の利用者さまに転倒事故が発生しました。動作能力について、スタッフ間の認識に差があること。また、その差から各スタッフのトイレ介助方法も様々であったことがわかりました。トイレ介助の必要な方が増えていたこともきっかけの一つでした。</p>
<p>　そこで、（1）トイレに関わる事故の再発防止と、（2）介助が必要な方の把握と介助方法を統一することを目的に、月に1回「トイレカンファレンス」（以下、CF）を実施することになりました。</p>
<br clear="all" />]]>
        <![CDATA[<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img style="margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/79-1.jpg" alt="健友会の「看護・介護交流集会」で発表する原﨑さん" />健友会の「看護・介護交流集会」で発表する原﨑さん</div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●介助方法を統一</strong></span><br />
<p>　中には実際に便失禁時の対応はしたことがない、排泄介助には全く自信がないというスタッフもいました。トイレCFの時には、悩み相談なども受けつけ、その悩みをスタッフ全員で共有することからスタートしました。悩みが出せるようになったのもCFの副産物......大きな収穫です。</p>
<p>　排泄に関することは特にナイーブな問題です。まずは一人ひとりの利用者さまが望んでおられること、気にしていらっしゃること、こだわり等を把握することから始めました。介助に入ったスタッフが細かい情報を持ち寄って、より利用者さまの希望に添えるような介助方法を統一していきました。また、排泄パターンを把握し、失禁予防につなげられるよう、話し合いをしています。</p>
<p>　排泄は連続した動作であるため、歩行動作や移乗動作、体調面の管理などという専門的なところは看護師や理学療法士に相談したり、自宅での状況をご家族やケアマネージャーに聞いたりしています。一つ問題意識を持つことで、多職種間の連携が必要になり、相談や連絡を重ねることで、連携力は強まっていくことを実感しました。</p>
<p style="margin-bottom:15px;">　「排泄管理表」という各利用者さまの対応方法を記した表を作成し、スタッフが見られるようにし、臨時で入る職員も、ある程度同じ方法でトイレ介助ができるようにしました。</p>
<div class="imgdiv_l" style="width:200px;">
<img style="margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/79-2.jpg" alt="" /></div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●想像よりもはるかに良い結果が</strong></span><br />
<p>　この1年、トイレに関わる転倒事故は0件、同じパターンの失禁の数も減少しています。利用者さまが、安全に快適に過ごせる環境に一歩近づけられたのではないかと考えます。</p>
<p>　また、スタッフの意識が変化したことは何よりも大きな産物です。利用者さまについての情報収集力、観察力が自然に身につき、毎日の報告ミーティングもはるかに充実したものになりました。さらに、できないという問題意識をもったことで、介護技術のスキルアップも図ることができました。</p>
<p style="margin-bottom:15px">　何よりも、CFを始めた時点で、自分はできない人間だと言っていたスタッフが、今では自信をもって排泄介助ができていることは素晴らしいことだと思います。また、「とてもいいトイレのお世話をしてもらったよ」と、利用者さまがご家族に話されていたそうです。</p>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●次のCF、何にする？</strong></span><br />
<p>　一つの事柄に関するCFを実施したのは、ケアの質を向上させるという点において、有効な方法と考えています。さらによい通所リハビリテーションにしていくために、これからもいくつかの事柄についてCFを設けたいと思っています。まずは、満足度アップを目指した「レクリエーションCF」に取り組みたいと思っています。</p>]]>
    </content>
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    <title>第78回　機能回復につながった生活支援</title>
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    <published>2012-01-10T04:33:22Z</published>
    <updated>2012-01-10T04:37:23Z</updated>

    <summary>東葛病院　介護福祉士　遠藤　みゆき／川﨑　奈緒子 　代々木病院障害者病棟は、現在...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong></strong>東葛病院　介護福祉士　遠藤　みゆき／川﨑　奈緒子<br />
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　代々木病院障害者病棟は、現在、脳梗塞後遺症・骨折後のリハビリ・維持透析でなおかつリハビリが必要な患者さんが入院されています。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<p style="margin-bottom:15px;">　Aさん（90代、女性）は新潟県で一人暮らしを続けていましたが、認知症になったことをきっかけに、千葉県流山市に住む長男夫婦と同居しました。脳梗塞、高次脳機能障害で東葛病院に入院となりました。</p>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●入院時のAさんは</strong></span>
<p style="margin-bottom:15px;">　Aさんの状態は、以下のようでした。</p>
<p>・起き上がり全介助、移乗2人重介助。</p>
<p>・車椅子乗車は、ポジショニングを行い可能。長時間の乗車は、左側への傾きが強くなるため、車椅子専用のテーブルを使用。</p>
<p>・食事：1品ずつ提供し、見守り・一部介助。環境設定が必要。</p>
<p style="margin-bottom:15px;">・障害により、コミュニケーションが取りにくい。</p>
<p style="margin-bottom:15px;">　問題点としては、集中して食事がとれない、座位・立位のバランスが不安定、常に失禁状態、活動性の低下、があげられました。</p>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●一つひとつ支援</strong></span>
<p style="margin-bottom:15px;">　Aさんの機能回復のために、私たちスタッフは一つひとつ支援していきました。</p>
<p><strong>〈食事について〉</strong></p>
<p>　障害のために右側の人の動きや音に反応しやすく、食事に集中できないため、食事席を右付けとしました。また、他の患者さんの食事に手を伸ばすこともあったため、安全な環境で食事がとれるよう時間を調整しました。その後も定期的に、食事摂取環境・状況・量・時間など言語聴覚士とともに評価を行いました。</p>
<p style="margin-bottom:15px;">　約1ヵ月後、意識障害の改善に伴い、徐々に食事に集中でき、自力で摂取できる量が増えていきました。</p>
<p><strong>〈座位について〉</strong></p>
<p>　セラピストの助言のもと車椅子乗車時にはタオルやクッションで姿勢を整え、足底を床に下ろし、シーティングを使用しました。姿勢の崩れた時には、座り直しを行いました。</p>
<p style="margin-bottom:15px;">　車椅子への移乗は、協力が得られずバランスも不安定でしたので、2人介助スライド移動で統一しました。</p>
<p><strong>〈日中の排泄について〉</strong></p>
<p>　時間誘導を実施し、誘導時間を評価。排泄の認知を促すために、声かけとともにウォシュレットによる刺激や腹部マッサージを継続しました。</p>
<p style="margin-bottom:15px;">　さらに、離床時間に楽しみを持てるよう工夫し、また、身体状況に合わせた1日のスケジュールを作成しました。日中の覚醒状況などを記録し、離床時間を長くしていきました。</p>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●これからも、介護士として</strong></span>
<p style="margin-bottom:15px;">　食事の摂取がきちんとできるとともに1日の生活リズムが整い、離床する機会が増えていきました。離床が進むことで、筋力がつき、座位のバランスも改善。安定した座位姿勢が保てるようになり、意識障害も改善し、車椅子への移乗は1人介助となりました。このことにより、車椅子に座っている時間や回数が増え、他の患者さんとの交流が持てるようになりました。笑顔が多くなり、Aさんらしい新潟なまりの会話が増えました。排泄では、日中の失禁が減り、排尿・排便ともにトイレでの排泄が増えていきました。</p>
<p>　「生活支援とは、人間らしく生きることの支援である」と定義がされています。今回の事例では、生活支援の重要性について改めて考えさせられただけでなく、Aさんらしく生きることを支援できたという確信につながりました。</p>
<p>　今後も、介護士として、根拠を持った生活援助をするため、一つひとつ基本を振り返りながら、患者さんの願いや要求を実現できるようにしていきたいと思います。</p>]]>
    </content>
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    <title>千駄ヶ谷地域　看護介護交流集会</title>
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    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.325</id>

    <published>2011-12-13T07:22:04Z</published>
    <updated>2011-12-13T07:22:57Z</updated>

    <summary>いつもは違う場所で働いている仲間が集まり、活発な意見交換を行うことでよりよい看護...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="トピックス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<p><strong>いつもは違う場所で働いている仲間が集まり、活発な意見交換を行うことでよりよい看護・介護ができるように</strong></p>
<p align="right">実行委員　中沢和歌子</p>
<br />
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img alt="" style="" class="mt-image-none" src="http://www.tki-nurse.jp/official/img/111213-1.jpg" /></div>
<p>　2011年11月19日、千駄ヶ谷ブロック看護介護交流集会が、代々木駅近くの多目的ホールにて行われました。</p>
<p>　テーマは「笑顔で暮らせる地域を目指そう。～支え合う手と手で守るかけがえのない命と人権～」を掲げ、14演題の発表を行いました。</p>
<p>　当日は冷たい雨のせいか45名の参加でした。実行委員の吉野美雪さんの「いつもは違う場所で働いている仲間が集まり、活発な意見交換を行うことでよりよい看護・介護ができるように学んでいきましょう」という挨拶で始まりました。</p>
<br />
<div class="imgdiv_l" style="width:200px;">
<img alt="" style="" class="mt-image-none" src="http://www.tki-nurse.jp/official/img/111213-2.jpg" /></div>
<p>　発表の中身は、病棟では30代の脳出血後のリハビリ目標を他職種間で統一することによりリハビリが進んだ事例や、えん下障害を発症し経管栄養となったA氏の「おなかがすいた、食べたいな」の希望をかなえ、経口摂取ができるようになった事例など多様でした。どの事例も他職種との連携を図り、チームが一丸となってあきらめない、粘り強い看護が行われていることがわかりました。外来、診療所では、&quot;気になる患者&quot;の訪問活動の報告がされました。日々の煩雑な外来業務の中で患者さんの小さな変化も見逃さず、必要なときには自宅を訪問し、生活実態を把握することで患者さんが望む医療と援助のあり方を追求された報告でした。在宅療養を支える訪問看護ステーションと訪問診療部門では、入院中では知り得ない看護実践に触れ、在宅療養における社会的ネットワークの必要性と介護制度の動きに常にアンテナを高く張っておかなければならないことを学びました。</p>
<p>　他院所、他職種との交流もでき、それぞれの日常の看護において非常に刺激になったのではないかと思います。今後の看護・介護の質の向上につながるようにがんばっていきたいです。</p>
<br clear="all">
]]>
        
    </content>
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    <title>第77回　最後まで痛みに苦しんだAさんと、共に歩んで</title>
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    <published>2011-12-13T07:14:15Z</published>
    <updated>2011-12-13T07:31:20Z</updated>

    <summary>代々木病院　5階病棟　村井麻衣子 　代々木病院障害者病棟は、現在、脳梗塞後遺症・...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>代々木病院　5階病棟　村井麻衣子</strong><br />
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　代々木病院障害者病棟は、現在、脳梗塞後遺症・骨折後のリハビリ・維持透析でなおかつリハビリが必要な患者さんが入院されています。</p>
]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●さまざまな合併症と闘うAさん</strong></span><br />
<p>　37年間の透析歴でさまざまな合併症と闘ってきたAさん、破壊性脊柱管狭窄症に伴う硬膜外アミロイド沈着除去の手術を繰り返し、日常生活はベッド上、移動はストレッチャーという状態でした。痛みが強くリハビリは困難、痛みのコントロールにとても難渋しました。思いがけない形でAさんは亡くなりました。つらかったこともありましたが、丁寧に関わって、学びも大きく、「看護」という面においては本当にやりがいがありました。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●どうすれば痛みが緩和できる？</strong></span><br />
<p>　疼痛対策は、麻薬の貼付剤から始まり、5～6種類の薬剤の中から、変更したり、併用したりしながらもAさんの痛みの軽減ははかれず、表情はいつも不安や苦痛に満ちていました。夜間は特にナースコールの回数も頻繁で、薬剤使用以外に温罨法（おんあんぽう）や、マッサージをしましたが、効果は一時的でした。</p>
<p>　1週間に1回程度カンファレンスが行われ薬効の評価をし、麻酔科にも相談、看護間でも統一したケアができるように意思統一するなど、私たちができることは精一杯やってきました。薬剤への依存を増強させず、痛みの緩和をしていく難しさを感じました。Aさんが入院されて約4ヵ月が経過、少し痛みが軽減し、今後も長期的な入院療養が必要なため、他院へ転院されました。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●「こんなに丁寧にやってもらえて安心です」</strong></span><br />
<p>　その後、法人内2ヵ所の病院を経て、再び5ヵ月後、当院に転院されてきました。転院された当初は相変わらず痛みを訴えられ、仙骨部・両踵部に褥創が形成されていました。4月に入り、表情が少しずつ穏やかになり、ウトウトしていることが増えてきました。この間に奥様も大病を患い、面会もままならない状況で、「立っているのが辛くて...」と、椅子に座って声をかけるのがやっとの状況でした。しかし、「こんなに丁寧にやってもらえて安心です」と、笑顔をみせてくださいました。</p>
<p>　以前からの慣れているスタッフが、Aさんの名前を呼びながら関わったことが安心に繋がったのか...。仙骨部の褥創に関しては、切開術が行われました。日に3～4回の洗浄・処置、高カロリー輸液、経口からは栄養ドリンクを日に6パック（1200キロカロリー）、介助で補給していただき、限られたスタッフの体制ながらも最大限できるケアを行いました。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●日記がちょうど1冊終わって...</strong></span><br />
<p>　やがて褥創のサイズは半分以下となり、完全な治癒まで目前と喜び合っていたところ、7月中旬、早朝静かに眠るように亡くなっているのが発見されました。ご家族もノートに日記を書いて状況を共有していたのですが、娘さんは、「ちょうど1冊終わったところで亡くなったんだね」と話していました。また奥さんも、「ここに帰ってこられて、みてもらえてよかった」と言ってくださり、お見送りの際は、何度もご挨拶いただき、私たちスタッフも気持ちが救われました。あらためて、Aさん、ご家族さまにお礼申し上げます。</p>]]>
    </content>
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    <title>第76回　&quot;この生活を続けたい&quot;という想いをうけて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/11/76.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.323</id>

    <published>2011-11-02T04:24:16Z</published>
    <updated>2011-12-13T07:31:02Z</updated>

    <summary>あびこ診療所　師長　原島澄子 　入口を入ると、学校かと間違えるような、飾り付け。...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>あびこ診療所　師長　原島澄子</strong><br />
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　入口を入ると、学校かと間違えるような、飾り付け。おいしそうなぶどうや、かぼちゃ、花が並んでいます。壁には、墨絵や俳句。芸術を感じる部屋です。</p>
<p>　先月のイベントは、おはぎづくり。先日はCさんの誕生会でした。今月のイベントは、運動会です。応援合戦と玉入れがメインです。</p>
<p>　こんにちは、ここは、診療所2階に併設のデイサービスです。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img style="margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/76-1.jpg" alt="" /></div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●30歳代で難病になったAさん</strong></span><br />
<p>　50歳代のAさんは、30歳代から、筋肉の衰えていく難病になりました。歩行が困難になり、現在は、車椅子も移動も、介助なしにはできません。会話も困難で、アイコンタクトが中心です。食事も困難で、水分・半固形物を介助です。楽しみは、外出できるデイサービスです。6年以上、あびこ診療所デイサービスに通っています。職員は全て入れ替わっているので、歴史を語るメンバーの一人です。新任の私には、うまくコミュニケーションがとれません。</p><br />
<p>　1か月ほど前に、ケアマネージャー、本人、家族、訪問看護の看護師、ヘルパーなど関係者の担当者会議を行い、「今のままの生活をできるだけ続けたい」という本人の希望に添えるよう、介護方法についても交流しました。</p><br />
<div class="imgdiv_l" style="width:200px;">
<img style="margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/76-2.jpg" alt="" /></div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●デイサービスは自分の居場所</strong></span><br />
<p>　先週、ふとしたことで、Aさんは腰を痛めてしまいました。すぐに、ベテラン介護士がマッサージをし、体位の工夫をして、痛みは軽減しました。そして訴えたことは、「ケアマネージャーには言わないで」「看護師に言わないで」「新人の介護士にも言わないで」。</p><br />
<p>　伝えることで、「もう、デイサービスでの生活は困難なので中止したほうがいい」と言われることがいやだったようです。ずっと自分の居場所＝社会参加の場所として、「デイサービスに参加していたい」ということが、Aさんの強い希望でした。</p><br />
<p>　デイサービスの日は、にこにこして、参加者や職員（介護士）の行動を見て笑い、時には一緒に歌を歌い、体操をしています。送迎の車からは、外の風景を見て季節を感じ、6年を過ごしてきました。自宅で一人過ごす時間の多い彼女にとって、ここでの生活は楽しいに違いありません。</p><br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●利用者と介護士との強い結びつき</strong></span><br />
<p>　その話を聞いて、私は、Aさんとデイサービスの職員との結びつき、信頼感の強さに感激して、彼女の理知的で、やさしさにあふれた言葉に、涙があふれてきました。デイへの、「この生活が好き、このままの参加を続けたい」という強い思いに、看護師に見せない気持ちが出ているのです。看護師より、医師より、もしかして夫より、楽しいひと時をすごし、時には泣いている介護士が、彼女の支えとなっています。</p><br />
<p>　看護師とは違った立場で、利用者を支え、地域の方を守っている介護士の姿に、拍手です。そして、そんな仲間と、患者・利用者を通して協力しあっていける職場から、いろいろ学ばされています。</p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>第75回　何が必要なのか、できることは何か</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/10/75.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.313</id>

    <published>2011-10-03T08:05:50Z</published>
    <updated>2011-10-03T08:07:33Z</updated>

    <summary>松戸なのはな訪問看護ステーション　所長　三浦純江 　Kさん（70歳代）との出会い...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>松戸なのはな訪問看護ステーション　所長　三浦純江</strong><br>
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　Kさん（70歳代）との出会いは、ケアマネからの「明日退院の方です。訪問看護お願いします」で始まりました。都内の病院からの退院で、よくあることといえばその通りですが、腎ろうと腸ろうがあり、Kさん自身もご家族もケアができない状態。病棟スタッフからは「訪問看護師は何でも知ってるし、何でもできるから」といわれた、というKさんの言葉には、困ってしまうとともに、在宅療養生活へのイメージはまだまだ浸透していないのだなと残念に思いました。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img style="margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/75.jpg" alt="" />スタッフそろって</div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●「良くなりたい」</strong></span><br />
<p>　Kさんは病棟スタッフさんの言葉と、医療者がきちんと管理しないと不安という思いから、契約前にもかかわらず処置依頼のコールがありました。開始後も、腎ろうからの漏れがあるからガーゼやフィルムを交換してほしいと緊急コールが何度もありました。配偶者（70歳代）が認知症で、子どもさん（長女：30歳代、長男：30歳代）は仕事のためケアに関わることが困難でした。</p><br />

<p>　それでも、回数を重ねていく中で少しずつケアへの指導や、アドバイスを行えるようになってきました。Kさん自身はリハビリに意欲的で、「良くなりたい」との言葉がありました。</p><br />

<p><br />
		<span style="color:#b7704c;"><strong>●『家にいたい』という思いの強さの裏には...</strong></span><br />
</p>
<p>　しかしながら、Kさんの病状は決して安定や改善してきている状態ではなく、下肢のむくみは日に日に増し、食欲も低下していきました。このままでは在宅療養の継続は難しいのではと思い、受診や入院などの話をしましたが、受け入れてはもらえませんでした。焦りとも感じられるKさんの様子。</p><br />

<p>　その『家にいたい』という思いの強さの裏には、娘さんの結婚式が控えていたためだとわかりました。11月の挙式の予定を8月に繰り上げたそうですが、それでもなお、出席は危ぶまれる状態でした。「結婚式に出るためにも、今入院して体調を整えるという方法もある」「ぜひ見せてあげてほしい」と、スタッフがKさんと娘さんに話しました。お二人とも涙を流しながらも、決心を固めていただけたようで、すぐに入院に至りました。もう帰ってこられないかもしれないという不安は、とても強かったと思います。</p><br />

<p><br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●もっと何かできたのではないか</strong></span><br />
</p>
<p>　しばらくして、ケアマネから「都内での結婚式の際に、自費で構わないので付き添いをして欲しい」と家族から相談があったと連絡がありました。「なんとしても！」とスタッフ一同でスケジュールなどを話し合いました。しかし、結婚式の1週間ほど前に病院でお亡くなりになったため、実現はできませんでした。</p><br />

<p>　連絡をもらった時、悔やまれたのは『もっと何かできたのではないか』という思い。訪問開始から約1カ月半でその間の病状の展開はとても早く、やっと関わりが持ててきたところで入院されました。せめて、退院前に連携が取れていればという思いと、Kさんもご家族も在宅療養生活のイメージができていないままの退院で、「とにかくやっていくしかない」という思いだったのでしょう。残念でなりません。</p><br />

<p>　Kさんと出会えたことで、ステーションのスタッフは連携やチームとしての援助、『何が必要なのか、できることは何か』という看護の大切さを再確認できたように思います。</p>]]>
    </content>
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    <title>第74回　最期の外出はディズニーシー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/10/74.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.312</id>

    <published>2011-10-03T08:01:54Z</published>
    <updated>2011-10-03T08:08:38Z</updated>

    <summary>東葛病院　5F病棟師長　稲垣洋子 　「平田さん（仮名）のディズニーシーへの外出計...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>東葛病院　5F病棟師長　稲垣洋子</strong><br>
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　「平田さん（仮名）のディズニーシーへの外出計画を立てています」とチームから報告を受けたとき、正直驚いた。平田さんは、50代男性、胃がんの終末期の患者さんである。私は尋ねた。「ホントに行きたいと言ってるの？」「ホントに行きたいと言っています！」それが答えだった。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img style="margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/74.jpg" alt="" /></div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●予後数ヵ月と告知されて</strong></span><br />
<p>　平田さんと出会ってから、1年以上になる。単身赴任先で胃がんが見つかり、当院へ転院。手術を受けて、その後は化学療法のため、入院や外来通院を繰り返していた。辛いことも冗談のように話す、明るい印象の男性だった。今回の入院では、がんが進行し、吐き気や食欲不振が見られ、平田さんと家族に、予後は数ヵ月だろうと告知された。</p><br />

<p>　平田さんは中心静脈栄養や胃管は入っているものの、疼痛のコントロールができていたので、介護保険を利用して自宅退院することを、私たちは考えた。しかし、奥さんも子どもたちも働かなければならないため、介護はできないと言う。本人も「帰りたい」とは言わない。家族との関係があまり良くないことに気づいていた私たちは、強引に退院をすすめられなかった。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●ディズニーシーへの外出計画</strong></span><br />
<p>　つぎに浮上したのが、この「シーに外出計画」だった。ディズニーグッズが好きな平田さんは、「ディズニーシーに行きたい」と話す。しかし、「患者さんの願いをかなえるのは当たり前」と思っていた私たちには、いくつものハードルがあった。</p><br />

<p>　カンファレンスで、「外出計画は、患者さんや家族が主体になるべきだ」「スタッフがボランティアでついていくのはおかしい」「交通事故にあったらどうする？」「家族が痛みや息苦しさに対応できないと無理」「急変する可能性もある」などの具体的な頭の痛い意見が出された。毎日のようにカンファレンスが行われ、外出計画ノートに書き込まれた。そして、乗り気でなさそうな家族へのアプローチが始まった。</p>
<p><br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●私たちは忘れない</strong></span><br />
</p>
<p>　計画をたてはじめて3週間後、外出の日は冷たい雨の降る日だった。平田さんは、完全武装で車いすに乗り、家族とともに介護タクシーで、ディズニーシーに向かった。</p><br />

<p>　「いい思い出になったよ」と、出かけたときの様子を話してくれた平田さんは、それから2週間あまりで、力つきたように息を引き取った。私たちは、「外出で急変しても、何もしなくていい。行かないで後悔するより、行って後悔がないようにしたい」と話していた平田さんに共感し、応援した。これで良かったのか、家族へのアプローチも行き過ぎていなかったか、わからない。ただ人生最期の外出先にディズニーシーを選んだ平田さんを、私たちは忘れないだろう。</p>]]>
    </content>
</entry>

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    <title>あんパン大好き、Mさん　やすらかに</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/09/m.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.308</id>

    <published>2011-09-06T04:11:15Z</published>
    <updated>2011-09-06T04:11:36Z</updated>

    <summary>代々木病院副総看護師長　訪問診療部担当　山本登美子 代々木病院で新たに在宅診療部...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="トピックス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<p align="right">代々木病院副総看護師長　訪問診療部担当　山本登美子</p>
<br />
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img alt="" style="" class="mt-image-none" src="http://www.tki-nurse.jp/official/img/110906.jpg" />
代々木病院で新たに在宅診療部担当となった山本副総看護師長</div>
<p>　代々木病院が外苑診療所から訪問診療を引き継ぎ、早4ヶ月が過ぎた。</p>
<br />
<p>　Mさんは104歳。訪問診療に伺っても、いつも静かにベッドに寝ていらっしゃる。3月の東日本大震災の時には、世話をしている娘さんも外出していて誰もそばにいなかった。1人悠然と寝ていらっしゃったと、心配して駆けつけたお婿さんの話。</p>
<br />
<p>　Mさんは時々熱を出した。臨時の往診に伺って点滴をしたことも何回もある。そのたび娘さんは、「いつ逝ってもいいけどやすらかであってほしい。覚悟はできている」といわれる。しかし、そのうちに、元気になって「あんパン食べたの」ということになる。あんパンと言っても普通の大きさではない。赤ちゃんの顔ほどもある大きなあんパンである。担当の医師も私たち看護師も、「おいしかった？」と笑って喜んでいた。あんパンを食べられるかどうかがMさんの健康バロメーターである。</p>
<br />
<p>　8月22日、この日も定期の訪問診療。最近はあんパンを口にしなくなっていた。「もうすぐ105歳の誕生日、それまで元気でいてね」みんなが願っていた。24日、朝7時、娘さんから「亡くなった」と連絡が入る。今日は丁度担当医師の往診日、看取られたかったかのような安らかな穏やかな死であった。</p>
<br clear="all">
]]>
        
    </content>
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    <title>第73回　暑さに負けないで！～訪問診療の患者さんたちの夏～</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/08/73.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.305</id>

    <published>2011-08-02T04:25:15Z</published>
    <updated>2011-08-02T04:28:49Z</updated>

    <summary>農大通り診療所　師長　奥山律子 　今年は、ますますパワーアップした夏になりそうで...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>農大通り診療所　師長　奥山律子</strong><br>
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　今年は、ますますパワーアップした夏になりそうで、まだ6月だというのにすでに猛暑。訪問診療の患者さんも体調不良を訴える方が多くなり、対応に追われる毎日である。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<div style="float:right; width:200px; margin:0 0 10px 20px;">
<img width="200" height="150" style="float:right; margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/73.jpg" alt="" />支援物資に囲まれて。左端が奥山さん</div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●往診依頼がもっと早ければ...</strong></span><br />
<p>　そんなある日、あるケアマネより連絡があり、「2週間位前から食欲がなく、ぐったりしてきている方がいる。在宅で暮らしたいと希望している。新規の方だが本日往診をお願いできないか」とのこと。この日、臨時往診の依頼もあり、すでに10件以上になっていたが、受け入れることにした。</p><br />
<p>　85歳男性、家族と同居。糖尿病、認知症でM病院の受診歴あり。訪問時、かすかに目を開けて視線も合っていたが、全身の発汗多量、四肢の冷感が強い。左腸骨の褥創が大きく、皮膚の剥離もあり、黒色の便があり、脈は微弱、早々に救急車を呼んだ。M病院の主治医と連絡がとれたが時間外ということで断られ、K病院に搬送されたが、2時間後に永眠され検死扱いとなった。</p><br />
<p>　数日後、家族が診療所に来院され、胃がんであったことを話され、往診についてとても感謝されていた。もっと早くに往診依頼があれば、在宅で看取ってあげられたのにと、悔やまれる症例であった。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●まずは信頼関係を結ぶことから</strong></span><br />
<p>　友の会の紹介で、大家さんからアパート住民への往診依頼があった。Sさんは90歳で認知症があり、唯一信頼しているM医師の所へは、気が向けば頚椎牽引や薬をもらいに行くが、ほとんど内服していない。10年前に奥さんに先立たれ、子どももなく一人暮らし。4年くらい前から部屋は散らかり放題、壁紙はセピア色、汗と便尿失禁で万年床はじめじめ、畳も波打っている状態だ。もちろん冷房、扇風機もない。冷蔵庫は壊れ電源が入らない。部屋は悪臭が立ち込め、窓と入口を開け自然の風で過ごしている。</p><br />
<p>　大家さんの願いは、「最近あまり食べられないし、元気もないから入院して元気になってほしい。そしたらこの部屋も入院中にきれいにできるし、快適に過ごせると思う」とのこと。しかしSさんは、「困っていることは何一つない。ここまで生きたからどうなってもいい。何しに来た！」と怒鳴る。区の職員もケアマネも手をこまねいており、本人の意思も一筋縄では動かない。私たちは長い目で、まず信頼関係を結ぶことから始めようと、安否も含め毎週往診に入ることとした。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●体力、気力勝負</strong></span><br />
<p>　1、2回目の往診は、「また来たか」とぶっきらぼうであった。信頼している「M先生に頼まれてきました」と話すと、表情が少し和んだ。言葉少なく攻撃的であったが、回を重ねるごとに、戦争時代の話など自分のことを少しずつ話してくれるようになり、先日はすてきな声で歌まで歌い、上機嫌。サービス提供や、採血は頑固として拒み続けているが、あきらめず、話かけを続けようと思う。</p><br />
<p>　土曜日の往診時に、きれいにお化粧した清楚な老女が遊びに来ていた。「心配だから毎週来ています」と言い、「歌う会」の友人ということであった。あまりにもミスマッチで驚いた。元気だった頃のSさんに興味を覚えた。</p><br />
<p>　猛暑のため熱中症で多くの方が倒れている中、過酷な環境に見えるのにSさんはなぜかバテていない。しかし、この状態がいつまで続くか...。劣悪な環境の中で、暑さとのたたかいはこれからも続く...何をするにも、お互い体力、気力勝負になりそうだ。</p>
<br clear="all" />]]>
    </content>
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    <title>第72回　病棟再編後の医療活動で見えてきたこと</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/07/72.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.304</id>

    <published>2011-07-15T06:39:33Z</published>
    <updated>2011-07-15T06:42:32Z</updated>

    <summary>東葛病院　4東病棟　茂木　基子 　当病棟は2008年11月の病棟再編により、糖尿...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>東葛病院　4東病棟　茂木　基子</strong><br>
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　当病棟は2008年11月の病棟再編により、糖尿病・腎臓病・泌尿器・整形外科の混合病棟となった。再編当初はスタッフの半数が入れ替わったため非常に混乱をきたし、毎日が新しいことの連続だった。紆余曲折がありながらも地道に看護活動をしていく中で、当病棟としての役割が見えるまでになってきた。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<div style="float:right; width:200px; margin:0 0 10px 20px;">
<img width="200" height="133" style="float:right; margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/72-1.jpg" alt="" /></div>
<span style="color:#b7704c;"><strong>●透析導入に否定的なAさん</strong></span><br />
<p>　Aさん（50歳代、男性）は、入院している母親の面会に行く途中で転倒し、右大腿骨転子部骨折で他院入院となった。糖尿病・糖尿病性腎不全（治療中断歴あり）・糖尿病性網膜症などの既往歴があり、腎機能悪化により透析導入を検討しながらの手術になるため、当院へ転院となった。</p>
<p>　入院時の検査では、すぐにでも透析導入が必要なほど腎機能が悪化していた。そのため使用できる痛み止めが制限され、痛みのコントロールもうまくできない状況だった。それでもAさんは、友人から聞いた透析についてのマイナスイメージが強く、透析導入には拒否的だった。痛みがあって非常に苦しがり、訴えも頻回だったが、透析導入を勧める看護師へは率直な思いを表せず、互いの思いがすれ違う状態が続いた。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●変化へ</strong></span><br />
<p>　そこで、まずは、本人の辛さをしっかり受け止めることから始めようと意思統一をし、共感的に接するように関わりを変えていった。痛みのコントロールが十分に行えないことに大きな変化はなかったが、Aさんは辛さや困っていることなどの思いを少しずつ表せるようになっていった。</p>
<p>　共感的な関わりとともに、医師にも協力してもらい、透析を導入することで、薬の使用が可能になり、今より痛みのコントロールができ、手術が可能になることなど、透析のメリットが具体的にイメージできるように説明をしていった。説明を繰り返していく中で、少しずつではあるが、マイナスイメージが変化し始め、透析導入に踏み出すことができ、そのことにより手術が無事終了した。</p>
<div style="float:left; width:200px; margin:5px 20px 10px 0">
<img width="200" height="150" style="float:left; margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/72-2.jpg" alt="" /></div>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●安心して透析療法を続けるために</strong></span><br />
<p>　しかし、今後は透析療法をやめる訳には行かず、継続することが大きな課題となった。Aさんとの話から、糖尿病の治療を中断した理由が失業したことであると聞き、医療相談員と連携をとり、透析治療中の方は身体障害者手帳を取得できること、仕事へ復帰できるまでの間は生活保護の制度を使うなど、調整を行い、安心して退院の日を迎えることができた。元々都内在住であり、母親の面会に行く途中での受傷であったが、退院後も当院を信頼され、現在も都内から週3回通院中である。</p>
<br />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●これからも......</strong></span><br />
<p>　病棟再編前は透析についてほとんど経験がなく、医師任せにしていることが多かった。この2年間さまざまな葛藤もあったが、スタッフ一人ひとりが確実に成長を続けているのを実感している。これからもぶれることなく、患者さん中心の看護を追求していきたい。</p>
<br clear="all" />]]>
    </content>
</entry>

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    <title>「千葉県看護功労者知事表彰」受賞</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/06/post-22.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.296</id>

    <published>2011-06-27T00:36:35Z</published>
    <updated>2011-06-27T00:42:24Z</updated>

    <summary>2011年5月　東葛病院副総師長　山崎由美子 千葉県看護功労者知事表彰を受賞した...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="トピックス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<p align="right">2011年5月　東葛病院副総師長　山崎由美子</p>
<br />
<div class="imgdiv_l" style="width:100px;">
<img alt="" style="" class="mt-image-none" src="http://www.tki-nurse.jp/official/img/110627-1.jpg" />
千葉県看護功労者知事表彰を受賞した山崎由美子さん</div>
<p>　東葛病院副総師長の山崎由美子さんが、平成23年度千葉県看護協会5月通常総会の場で表彰を受けました。25年間、真面目に千葉で看護師として働き続けた、山崎由美子さんの声を紹介します。</p>
<br />
<p>　「都内から東葛病院に移ってきて早いもので25年になります。ここ10年は訪問看護師として地域で在宅療養を、安全に安心して送れるよう支援してきました。これからも利用者さん、家族の方々の願いに応えていけるよう、誠心誠意頑張りたいと決意を新たにしています。」</p>
<br clear="all">
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img alt="" style="" class="mt-image-none" src="http://www.tki-nurse.jp/official/img/110627-2.jpg" />
</div>
<br clear="all">]]>
        
    </content>
</entry>

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    <title>第71回　今年度、連携室は変わります！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/06/post-21.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.291</id>

    <published>2011-06-01T06:05:04Z</published>
    <updated>2011-06-01T06:13:36Z</updated>

    <summary>東葛病院地域医療連携室　師長　五十嵐きよみ 　東葛病院地域医療連携室に昨年12月...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>東葛病院地域医療連携室　師長　五十嵐きよみ</strong><br>
<p style="margin-top:15px; margin-bottom:10px;">　東葛病院地域医療連携室に昨年12月より、看護師長として配属となりました。看護師としての配置は初めてです。また、今年度4月からは事務1名増員となり、体制も強化されました。</p>]]>
        <![CDATA[<br clear="all" />
<div style="float:right; width:200px; margin:0 0 10px 20px;">
<img width="200" height="150" style="float:right; margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/71-1.jpg" alt="" /><br />
流山市の鈴木内科クリニックの鈴木憲治院長に要望を伺う五十嵐師長</div>

<span style="color:#b7704c;"><strong>●新しい方針を掲げて</strong></span><br />
<p>　これまでは、他の医療機関からの受診依頼、検査予約、入院依頼受け、転院相談受けなど電話対応による前方連携。また、返書管理など院内での事務業務がほとんどでした。増員となったこと、看護師配置となったことで、以下の点を新たに連携室方針の柱として掲げています。<br>
（1）退院調整看護師としての院内での退院支援の活動<br>
（2）地域の開業医、病院、施設、事業所との顔の見える連携活動～積極的に地域に出ていく<br>
（3）広報活動の強化<br>
（4）院内では医局との連携の強化</p>
<br clear="all" />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●地域訪問活動を進めていく</strong></span><br />
<div style="float:left; width:200px; margin:5px 20px 10px 0">
<img width="200" height="151" style="float:left; margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/71-2.jpg" alt="" /><br />
老健施設との懇談会</div>
<p>　早速、先日は退院支援「おだいじに」チームと、東葛病院と連携の多い老健施設へ懇談に行ってきました。「お互いの機関のより良い連携」を目指し、患者さんの事例を通じ、意見、要望を交換しました。<br />
　また、開業医訪問を開始し、ご挨拶とともに東葛病院へのご要望を伺い、その結果は広報紙「はい！　連携室です。」を通じて院内にも返していく取り組みを始めています。（サイボウズに載せていますので、ぜひご覧ください。）今後も、法人内も含めた地域訪問活動を進めていきます。<br />
　地域の中では東葛北部医療連携実務者の会にも参加しており、広く様々な病院の連携室の方とのつながりをもっています。</p>
<br clear="all" />
<span style="color:#b7704c;"><strong>●地域と院内を結ぶ"窓"に</strong></span><br />
<p>　全国の中では、300床以上の病院には100％連携室が設置されている県もあります。その県の連携室の職種別では、看護師が23.8％、次にMSW21.5％、医療事務13.6％と、看護師が連携室に最も多い比率で配置されていました。<br />		　
　退院調整看護師の配置されている病院も増えてきています。私自身、病院勤務から診療所での往診を含めた看護、介護保険開始の年度から訪問看護ステーションの立ち上げ、同時にケアマネ業務と、在宅の患者さんとともに、地域の医療、介護の現場を約10年間経験させていただきました。生活の場に医療が謙虚にはいること。患者さんの生活を支える一員としての医療、看護を学ばせていただきました。これからは、患者さんが病院から外に、生きる場、生活の場に戻ることをご支援できればと思います。<br　/>
　「時代は一医療機関内のチーム医療から、地域、患者を含めたチーム医療が求められていく。」院内完結型の医療から、地域での医療・介護・福祉との協同が求められている時。地域と院内を結ぶ窓、橋としての役割をイメージし、地域には病院が身近に見え、院内には地域が見えるような開かれた連携室の役割も追求したいと思います。</p>
<br clear="all" />]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第70回　民医連で働き続けて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tki-nurse.jp/official/2011/05/70.html" />
    <id>tag:www.tki-nurse.jp,2011:/official//1.287</id>

    <published>2011-05-09T04:12:49Z</published>
    <updated>2011-05-09T04:14:24Z</updated>

    <summary>みさと協立病院　看護師　大橋由美子 　民医連で働き始めて10年以上が経ちました。...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="看護NOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tki-nurse.jp/official/">
        <![CDATA[<strong>みさと協立病院　看護師　大橋由美子</strong><br>
<div style="float:left; width:126px; margin:10px 10px 10px 5px;">
<img width="126" height="150" style="float: right; margin:0;" class="mt-image-left" src="http://www.tki-nurse.jp/official/now/img/70.jpg" alt="" /></div>
<p>　民医連で働き始めて10年以上が経ちました。それまでは、公立病院で働いていましたが、子どもが病気でも休ませてもらえず、低体温にさせ生命の危機にまで陥らせたことがありました。この病院に居たら子どもが殺されてしまうと思い、退職しました。</p>
<p>　5年間のブランクがありましたが、看護師に戻りたくて病院を探している時、たまたま近くにみさと協立病院があったため面接に行き、精神科病棟でパートからのスタートとなりました。</p>
<br clear="all" />]]>
        <![CDATA[<span style="color:#b7704c;"><strong>●今からでも遅くない</strong></span>
<p>　カンファレンスでは医師を含む他職種が参加し、患者さん一人ひとりについて、病態や治療方針など丁寧に検討している光景に愕然としました。今まで患者さんのために、こんなに話し合ったことはあっただろうか、毎日の業務に追われ患者さんを機械的に扱っていたのではないか、と今までの私のやっていた看護が否定されたようなショックを受けました。</p>
<p>　また、スタッフも理解のある病院で、子どもが病気でも休みやすく、夜勤も相談に応じてくれ、私の心にも余裕が出て、自然と笑顔が増えてきたように思います。自分に余裕がなければ良い看護ができません。こんな近くに働きやすい病院があったなんて、どうしてもっと早く気付かなかったのだろうと後悔しました。でも、今からでも遅くない。患者さんと、じっくり向き合い、患者さんの立場に立った親切でより良い看護・あきらめない看護を心がけていこうと誓いました。</p>
<br />

<span style="color:#b7704c;"><strong>●精神デイケアでのやり甲斐</strong></span>
<p>　現在は、精神デイケアに勤務していますが、病棟同様、患者さんのことを一番に考え社会復帰できるように頑張っています。困難事例もたくさんありますが、困難な患者さんほど、やり甲斐があります。</p>
<p>　現在、受け持っている30代の発達障害（アスペルガー）のAさん。母親から働くように言われ逆上し、家庭内暴力が始まり、施設に強制収容されました。家族が施設退所を申し出ますが受け入れてもらえず、母親の主治医が交渉し、行政の反対を押し切って退所にこぎつけました。しかし、施設に入れられた恨みからか、家庭内暴力が再度始まり、家族が家を出て、外来からデイケアに依頼がありました。</p>
<p>　現在、Aさんは、老人病棟のスタッフ、患者さんの力を借りながら、週2回2時間のボランティアをさせてもらっています。1ヵ月くらい経ち、自信もついてきたようです。暴力はほとんどなくなり、家族も時々家に顔を出すようになりました。就労にこぎつくまでには、まだまだ問題が多く、時間がかかりますが、Aさんの本来の姿が戻ってきたことに感動しています。</p>
<br />

<span style="color:#b7704c;"><strong>●チーム医療の素晴らしさを日々感じながら</strong></span>
<p>　Aさんは、民医連の病院でなかったら、施設に入れられたまま一生を過ごしていたのでしょうか。人間は誰だって自分で回復する力を持っているので、その持っている回復力を上手に引き出すことも看護師の役割だと思っています。民医連の「患者さんの立場に立った親切でより良い看護・あきらめない看護」を心がけているからこそ、できたことだと思います。民医連のチーム医療の素晴らしさを日々感じています。</p>
<p>　精神障がい者が地域で当たり前に、その人らしく生きられるように、今後も民医連の一員として援助し続けていきたいと思っています。</p>
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    <title>東日本大震災支援の活動に参加して</title>
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    <published>2011-05-07T00:33:45Z</published>
    <updated>2011-05-07T00:45:21Z</updated>

    <summary>代々木病院　山本登美子 　   「3月11日の大地震」から1カ月たった4月16日...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<p align="right">代々木病院　山本登美子</p><br>

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<p>　
  「3月11日の大地震」から1カ月たった4月16日から20日迄、多くの人の援助をもらって宮城県塩釜市と多賀城市にまたがる「坂総合病院」へ支援に行かせてもらった。</p>
<p>　全国の民医連の仲間とともにバスに乗り込み、東京を出発し、東北道に入った。栃木に差し掛かったころから、ちらほらとブルーシートのかかった屋根が見えだす。宮城県に入り、仙台市の若林地区を見渡せる所に差し掛かる。広い田園が津波で大きくその姿を変えていた。根こそぎで横たわる松の木、車も含め「がれきの山」テレビで見ていた光景が広がった。店も開いており、ほっとした気持ちになった。しかし、街の一角は様子が全く違い、今も津波の被害そのままの姿であり、壊れた店は修理されることもなく、あの日のままに放置されていた。この違いがどこから来たのか、と考えた。</p><br clear="all">
<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
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<p>　翌日からの支援活動は、長町病院の近隣の住宅1軒1軒に、医療にかかれない人が居ないか、被災で困っている事がないか、長町病院が再開している事を伝えるなどの目的で訪問を行った。30件ぐらいの方に話を聞いた。外からは大変立派な新しい家が多かったが、そんな家でもタンスが倒れ、壁にヒビガ入ったという。「地震保険でもおりないと治せない、今度大きいのが来たらもたないよ」など生活は出来ていても地震の被害が大きい事を感じた。</p>

<br clear="all">
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<p>　また、避難所の診療も行った。18時からの夜間診療も取り組まれ、日中片づけや仕事に行っている人の健康管理を目的としている。無症状だが、血圧が高くなっている人が多かった。被災者の方は、私達には明るく話してくれる方が多く、どちらが励まされているのかと思ったほどである。「家は流され何も残っていない。せめて位牌だけでもないものか」と、毎日30分かけて家の有った所を探しに行っている。もともと膝が悪かったから堪えるよと受診された。診療の合間に聞く話は淡々としているが、厳しい現実話が多かった。支援の仲間とは、どのような体験をしたか、どんな話を聞いたかを交流しあった。皆自分のこととして受け止めており、今後どうしたらいいのかを話しあったり、とても印象深かった。
</p><br clear="all">]]>
        
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    <title>みさと協立病院第2陣大震災現地支援報告</title>
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    <published>2011-04-12T05:00:32Z</published>
    <updated>2011-04-12T08:07:55Z</updated>

    <summary> 坂総合病院前でリハビリの神野さんと原田さん（左） 　みさと協立病院現地支援第2...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
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        <![CDATA[<div class="imgdiv_r" style="width:200px;">
<img width="200" height="150" alt="" style="" class="mt-image-none" src="http://www.tki-nurse.jp/official/img/110412.jpg" />坂総合病院前でリハビリの神野さんと原田さん（左）</div>
<p>　みさと協立病院現地支援第2陣は、3南病棟看護師の原田さんとリハビリ室の神野さんが、全日本民医連の支援バスで、4月1日から5日の4泊5日で現地支援に行ってきました。<br />　
原田さんは、岡田小学校でみさと健和病院の看護師とともに、24時間体制の救護室の任務を担当しました。以下原田さんの現地レポートを中心に報告します。</p>
<br />
<p>　この地区は昨日（4／1）ようやくガスが復旧したそうです。<br />　
私の担当は、避難所の岡田小学校の救護室で24時間体制です。支援期間中はずっとここにいることになっています。今は約300人の方が避難生活を送っています。午前は歯科診療、午後は内科、あと心のケアの先生が来ます。避難所となっている体育館は保健師担当。救護室は看護師担当です。<br />　
避難所の体育館を回っている保健師との間に2回カンファレンスがあり、診察に繋げたい人、診察が必要と告げた人、午後の診察の看護師に伝える事柄などを意思統一しています。<br />　
外には自衛隊の炊き出し、トイレは仮設トイレでぽっとん式便所。被災者の方々のお風呂は、昨日からようやく週3回入れるようになりました。<br />　
避難所の会長さんはとても熱い方で、秩序を守ることをとっても重視していらっしゃいます。<br />　
ここはインフルエンザや下痢、嘔吐の方はいなく、今は上気道感染や花粉症の方が多いように思えます。外は寒く雪が少しちらついています。風邪をひかないように頑張ります。</p>
<br />
<p>原田さんは合間をぬって被災者の皆さんに体験したことを聞きとっていました。</p>
<p><strong>「あれ（津波）がくると思うと体が震える」</strong><br />
・いまだに奥さんが見つからない<br />
・度重なる余震の中で、悲鳴に近い声を出し、椅子の下にもぐろうとした方は「またあれが来ると思うと体が震える」<br />
・津波がすぐ後ろまで迫ってきて必死に逃げた。私の後ろには波にのまれた方もいた<br />
・軽トラックに乗っていて波にさらわれたが、必死に車から出て近くの木にしがみついた。2回目の津波で妻と孫がのみ込まれた</p>
<p>等々、激しい地震や津波を体験した方々の生々しい声を聞いて、貴重な体験をさせてもらった、と原田さんは話していました。</p>
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