将来が楽しみだ!!!

私たちの法人には、現在58名の看護の奨学生がいます。

当法人の奨学金を受けている看護学生、ということですが、私たちは度々、彼らのことを「後継者」と呼びます。

後を継ぐ者、なのです。

なので、学校の勉強はもちろんですが、院内・法人内で行う看護や介護の事例発表会にもしっかり参加してもらっています。

そうは言っても、ただでさえ多忙な看護学生です。加えて彼らはお年頃。

お休みの日に勉強なんてやってられるかー!

というのが本音でしょう。

でも、参加してみれば、得るものは大きい。

今年の「東京勤労者医療会 看護介護活動交流集会」にも、看護学校1・2年生の奨学生がたくさん参加し、また外部の大学に通う学生も数名参加しました。

※「東京勤労者医療会 看護介護活動交流集会」の様子はコチラ→http://www.tki-nurse.jp/event/2010/03/12-1.html

↓↓↓講演から分科会まで参加した奨学生たちの感想文を一部紹介します…なんて優秀な後継者なんでしょう

●『患者参加型看護計画』についての講演を聞いて患者さんが理解しやすい具体的な計画を、本人の顔・思い・頑張りが見えるように立案することが大事とわかった。

分科会では、心配停止が55分間続いた後、低体温療法で回復した事例を聞いた。妻に心臓マッサージを教える際に、『アンパンマンのマーチ』に合わせて行うなど、わかりやすく伝えていた。また、病棟内でも何度も勉強会を開くなど、新たな知識を取り入れ、次につなげようとする姿勢に感銘を受けた。看護師という仕事は、一生勉強が続くと感じた。

足病変予防に向けた取り組みの発表でも、新たなチェックシートを作成したり、リスク分類を見直したりと、看護をよりよいものにしていこうという姿勢が見られた。

認知症患者への看護についての発表で、パーソンセンタードケアという考え方に基づいて、『まだお風呂に入っていない』という訴えに応え、一日に2回もお風呂に入れていた、というのはすごいと思った。

患者さんを車椅子で海に連れて行った事例では、『あと1年しか生きられないかもしれない』と話していた患者さんが『5年は生きて好きなことしなくちゃね』と話すようになった、という。ただ外出するだけでも、患者さんの意欲が引き出され、生きる力がわいてくる、ということがわかった。

●どんな状況にある患者さんでも、生きる中で『こうしたい』『こうしてほしい』という要求や、回復する力はあって、それに寄り添っていける看護ができればいいな、と思いました。

●各論で小児実習に行った時、子どもよりも親と打ち解けることが不安だったことを思い出したながら、長期入院の患児の発表を聞いた。病気だけでなく、勉強面の不安も含めて、親・患児とかかわることが大切なのだとわかった。

●患者参加型看護計画についての講演では、医療者にお任せではなく、「医療を受ける患者さんと一緒に」という方向へ変わっていかないといけないと思った。ただ、在院日数が短くなってきており、看護師の不足も深刻ななかで、それを実践するためには、システムや体制を整えなくては難しい面もあると感じた。

●「病気を治す」というだけでなく、時には患者さんのご家族とも深くかかわっていかなくてはならない。患者さんの思いや願いに寄り添いながら、ご家族の思いも受け入れてケアしていく、ということはすごく難しいし、自分が現場に出たときの大きな課題になると思った。

2014年3月

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