事務長の歌心

代々木病院の事務長の趣味は、短歌。

机のうしろにあるホワイトボードに、自作の短歌を書き出します。

内容は、ほとんど「総師長がうるさい」とか「副総師長もうるさい」とかなんですけど、おもしろかったりおセンチだったり、結構すてきなので、「わあー今日のはすてきですね」とか「これはどういう意味なんですか」とかよくつっこんでいます。

時々、「…なんか大変なことがあったんだろうけど、きっとなんか大変なんだろうけど、聞けない聞けない聞けない」とそっとしておくしかないような内容の短歌もあります。

そっとしておきます。

こないだ、院内であった「運動会」についても、すてきな短歌を詠んでいました。

病棟の
運動会のかほがほは
笑みてかがやき
はねてひかれり
 
「かほがほ」というのは、「顔々」と読みますね。
う~ん、今日もすてきです。
 
介護福祉士さんが中心になって準備した、紅白玉入れや風船バレーなど、みんなで楽しく体を動かせるような患者さんたちの運動会でした。
 
ご家族の方たちも見にいらしてましたね。
 
車いすから落ちちゃうんじゃないかってくらい、みなさん上半身で動く動く。
 
「普段はずっと寝てるような人が生き生きした表情を見せてくれたのは集団の力だね!」と師長やスタッフもうれしそうでした。
 
その、普段ずっと寝てるような人は大人気で、風船がその人のところに行くと、
「キャーッ!○○さあ~ん
と黄色い声援が。
 
看護学生や高校生もお手伝いして
「患者さんが楽しそうで、一緒に楽しくなった」
「季節を感じることは大事なんだな」
「普段はリハビリが面倒な人でも、ゲームには勝ちたいみたい」
という感想が出てました。

 

事務長の短歌を見た介護福祉士さんが「額に入れて病棟に飾っておこうかな!」と言ってましたが、飾られてません。

お世辞だったようです。

ファイト!事務長!

2014年3月

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