平成22年11月27日(土)午後から、東葛看護専門学校の教室で東葛ブロックのプレ看護介護活動交流集会が開催されました。
これは患者さまに関わる私たちが看護・介護職員の日頃の活動を振り返り、みんなで学びを共有し意識を高めあうという目的で、法人全体で行われる看護介護活動交流集会に先立ち、3地域ごとに毎年行なわれているものの東葛地域バージョンです。
始めに6つの分科会に分かれて、各職場から症例発表がありました。症例は全部で25事例、参加者は99名でした。
急性心筋梗塞を発症した働き盛りの方のまとめ、患者参加型看護計画を実践して学んだこと、独居の患者様の自宅に帰りたいという願いに寄り添った事例、訪問看護から在宅療養されている方のまとめ...など、患者さまの思い・願いに少しでも寄り添いたい私たちの気持ちが凝縮されたものばかりでした。
その後の全体会では各分科会での講評と、大谷総看護師長からのまとめがありました。厳しい看護体制の中で、私たちが実践している看護の素晴らしさを改めて実感できた日でした。
今年のスローガンは『患者・家族の思いに寄り添う~困難があっても、その人らしく生きていけることを応援しよう!!~』です。来年の1月29日(土)に開催される第13回看護介護活動交流集会に向けて、今回のプレからいくつかの演題が発表されます。
私たちの活動をぜひ、見に聞きに来て下さい。
東葛病院付属診療所在宅師長 松本喜久子

