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リーダー研修開催

 2010年11月13日、法人のリーダー研修が行われました。参加者は3病院で各職場のチームリーダーを担っている19名。各自持ち寄った課題のレポートを報告しあいました。

 研修会はまず、今までの国の政策のもとに医療制度があり、患者さんにどんな影響が出ているのか、講師の言う「医療が権利から贅沢品になった」ということを具体的に考えてみました。生活保護費で暮らす方は、収入の10%以上を占める高い国保料を支払っている、そのことがどんな生活になるのか?真剣に考え想像してみたりしました。

 また、訪問看護STそよかぜの松尾所長からは、訪問看護では看護技術にお金を払ってもらっている。病院の看護師の皆さんは自信を持って自分の看護技術を提供できていますか? 看護の「眼と手で」看護師にしかできない技術の提供をしてくださいね。と激励と頑張ろうという刺激を頂きました。

 グループ討論の中では、テーマである「患者と共有する看護計画」をすすめた実践が報告されました。リーダーとしてどのような点にアセスメントし、工夫や配慮をしたのかなど活発に話し合われました。時間を生み出すことは大変だが、より患者さんに寄り添う方法として看護計画を共有することは大変意義あるという結論になりました。今後も工夫して続けようとまとまりました。

法人教育委員 山本登美子

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