2014年8月アーカイブ
桜山診療所師長 伊藤京子
高齢で認知症があって日常生活にも支障をきたしている方が、このところ顕著になっているのを日々の実践の中で痛感しています。当診療所でも、「あれ? 少し変わってきたな」と感じているうちに血圧のコントロールが不良になり、どうも内服もうまくいっていないということが見えてくる患者さんがいます。さまざまな困難を抱えているということもわかってきます。
内服管理は、病状を安定させるうえで非常に大きなファクターになります。こうした中で2人の方の「内服管理が安定的にできる」にかかわり、身近にある診療所の役割の大きさを感じました。
続きを読む: 第108回 認知症高齢者の内服管理
おおくぼ戸山診療所 師長 井口敦子
おおくぼ戸山診療所の周囲には、国立国際医療センターをはじめ、大病院が多くあります。長年通院されていたにもかかわらず、ここのところ、90歳を過ぎた高齢の患者さんの、訪問診療の目的での紹介が増えています。
大病院の役割もあり医療側としては必然的な流れとはいえ、長年通っていた病院に対する信頼や、検査装置のない在宅での診療に対する不安などもあります。患者さんやご家族は、“見捨てられた感”を少なからず抱いている場合があります。「病院では死ぬことができない時代」を実感する毎日です。
続きを読む: 第107回 病院で死ねない時代がやってきた
代々木訪問看護ステーション 所長 小林隆子
Aさんは、2008年12月の入院から5年半ぶりに、人生の最期を最愛の家族と共に過ごすため、自宅に戻りました。しかし、ご家族にとって、在宅死を選択することになろうとは思いもよらないことでした。
続きを読む: 第106回 自宅で家族と過ごした最期の7日間


















