中途入職者研修実行委員会
2012年11月28日午前に集合研修を行いました。対象者9人中4人の参加でした。(東葛病院1名、付属診療所1名、みさと協立病院1名、わかくさ訪問看護ST1名)研修プログラムは、1.「民医連・東京勤医会概要、勤医会の看護の到達点について」講師:大谷東京勤医会副看護部長 2.「ME室見学とME機器のレクチャー」講師:戸谷ME 3.「基本的な防災対策」講師:清田東葛病院副総看護師長・みさと協立病院牛久看護師の3点でおこないました。
感想は、1について、民医連・勤医会という言葉を就職してから初めて聞いたが、今回内容を知ることが出来てよかった。患者様を中心とした医療を実感した。実際仕事をしてみて民医連の掲げる看護を実行することはやや困難だと思った。しかし、自分の出来る限り患者様が少しでも安心して入院生活を送ってもらえるよう仕事をしていきたい。素晴らしいと思った。病気やケガは、思いがけない時にやってきて、生活や仕事、家族など様々に影響を及ぼしていくことが多いように思う。その人の立場にたって、無差別・平等であることは当然と思える。優しく愛のある社会になればいいのにと思っている。民医連の発祥、意義を知る事が出来、人を人として大切に考えられている病院に勤務しているという自覚が出来た。
大谷副看護部長より新病院構想や民医連綱領を分かりやすく説明して頂き目指すべき看護が明確になったのではないかと思います。
2について、普段からよく使用している機器だが、「使う」という事だけで「整備」という事まで考えて使ってなかった。大切に使用したい。MEさんの仕事内容やご苦労が分かった。使いやすいように、分かりやすいように管理されている事を見学できてよかった。日々の業務で実際ポンプ等借りに行ったので、復習、再確認出来た。ポンプの違い等勉強になった。
安全な医療を提供する一つとして、ME機器の管理の大切さを再認識出来ました。
3について、「これくらい大丈夫だろうとか、何とかなる」という考えだったところがあった気がする。実際災害があった時は普段考えている1%も行動できないかもしれないと思った。使ってみて覚える事もあると思うので、機会があれば実践訓練に参加してみたい。設備を実際みれてよかった。訪問看護では事務所のほか、利用者さんそれぞれの家庭について考えていかなければならないので、大変なことだと考えている。各病室に避難経路図があり、防災に対する配慮が患者さんにもわかるようになっている事がいいと思った。防火、防災マニュアルをもとに再確認して行きたい。最低でも自分の病棟の事は確実に把握したい。
防災に対する意識の高まりがありました。
その他、看護職員の増員、残業時間の短縮、入職後このような研修がある事は、大変助かる。民医連について社会にもっと知ってほしいと思うので話していってほしい、という意見もありました。
今回は注射実技研修の希望者はなく座学となりましたが、それぞれの方々が考え、再確認し、感じて頂けたようです。厳しい情勢ですが、みんなで助け合い仲間を増やしながら目標に向かって頑張りたいと思います。これからも宜しくお願いします。