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2013年度第1回中途入職者研修を行いました

2013.6.26

中途入職者研修実行委員会

 

6月26日に中途入職者研修を行いました。対象者は2012.10月~2013.3月までの中途入職者6名です。

 

研修のテーマは

1)「民医連・東京勤労者医療会の概要・勤医会の看護の到達点について
2)ME室見学とME機器のレクチャー
3)基本的な防災対策と、霊安室・剖検室の使用方法
4)感想文記入・交流

 

です。テーマの内容を簡単に紹介します。

 

1)は東京勤医会大谷看護部長の講義でした。東日本大震災での取り組みや、被災を通して新築移転を決定した後の動きも含めて民医連看護の3つの視点(*患者の立場に立ち*患者の要求から出発し*患者と共にたたかう)を確認しました。
2)は実際にME室に出向き、当院国田MEの講義を受けました。ME室のレイアウトや機器の持ち出し・返却方法、機器の扱い方の注意事項やトラブルシューティングについて丁寧な説明を受けました。
3)は当院清田副総看護師長と共に院内を回りながら防災機器の位置や使用法の確認をし、災害時の対応の仕方について講義を受けました。又、普段あまり足を運ぶことのない霊安室の鍵の開け方、患者様やご家族の誘導方法についても説明を受けました。研修実行委員の失敗談も踏まえ、穏やかにスムーズにお見送りできるよう皆で確かめあいました。

 

<全体を通しての感想>

「普段、勤務している病棟以外の場所はあまり行かないので色々なことを知ることが出来てよかった」「民医連の理念である『無差別・平等の医療』に共感を覚えた」「あきらめない看護をこれからも実践していきたい」などが挙げられました。
当院に中途入職された方のキャリアは様々であり、入職後の経験もそれぞれ違うため、集合研修で全てをフォローしていくことは困難です。しかし、東京勤労者医療会についての理解を深めて看護・医療活動に取り組んでいかれるように今後も研修を有効活用していけるようにと考えています。

 

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防災機器探検をしながら講義を受けている研修生