人生、時には勢いというものが大事なこともある。
2013年12月8日、私はホノルルマラソンに参加し、どうにかこうにか完走することが出来た。フルマラソン自体が初体験で、ランニングを始めたのも2013年の8月からだった。そんな私がなぜホノルルマラソンに出ることになったかというと、職場の上司から「ホノルルマラソン一緒に出ない?」と誘われ、興味というよりほぼ勢いで、「よし、フル走ってみよう」と返事したからである。決意してから、標準体重よりはるかに重い体を絞ろうとしてみたものの、思うようには体重減らず。同僚からは、「その体じゃ(完走)無理だろう」と言われ、不安をかなり抱えての挑戦だった。練習での最長距離は20キロでしかも休み休み。
その倍走れる自信なんて微塵もなく…。
マラソンスタートし、20キロまでは辛さもなく走れたがそれからがもう真剣辛くてどうしようもなかった。30キロ過ぎてからというもの辛さは倍増し、折り返す人達をみてげんなり。「なんで自分走ってんだろう。意味あんのかな」と思ってしまった。残りの10キロは、歩くことが多くなってしまったけど、それでも完走できたのは職場の仲間達にメッセージの書かれたたすきをもらい肌身離さず走り、みんなが千葉で歌ってるからと言ってくれた『負けないで』と、ゴール手前では『サライ』の歌声を心の中で聴き、みんなに支えられてるなと実感しながらフィニッシュラインを踏んだ。
完走した実感は全くわかず、「なんでこんなに辛い思いして走ったんだろう。フルマラソンやる人はみんなバカなんじゃん、二度とやるかこんなこと!!」と思ってしまった。でも、1週間・10日と日がたつにつれ、巷で走っている人を見かけると「おっ、気持ちよさそうだな。あー走りたいな」と不覚にも思ってしまっている自分がいた。
なので、2014年も又ホノルルマラソンに出る!!と決意した今日この頃。
12月という異例の夏休みをいただき、ホノルルマラソンという大舞台に立つことが出来たのは、職場の人たちに暖かく「いってらっしゃい」と言ってもらえたからで、感謝感謝である。
東葛病院3階病棟 利行 理子
ハワイは海も山もきれい。将来は移住した~い。上司(清田副総師長)と一緒にパチリ。
ダイヤモンドヘッドをバックにパチリ。
左が利行、タスキには打倒清田と書いてある以外は職場のみんなの暖かい励ましの言葉、中が清田、左が高松平和病院の元専務の野口さん。
朝スタート前も1枚、一緒に参加したツアーの皆さん、
総勢200人以上、利行は後ろの方に隠れている。