2010年6月アーカイブ

 6月2日 卒1看護師19人(東葛9人・代々木3人・みさと3人・中野4人)を対象とした「窒息時の看護」「急変時の看護」の集合研修が東葛病院で行われました。
 研修では、窒息の起こりやすい条件やその対処方法について、実体験をもとに話してもらったり、夜勤自立に向けて急変が起こったことを想定してのデモンストレーションを医師や救急外来の看護師などの協力を得て行いました。①急変発見から気道確保・アンビューバッグの正しい使い方②心臓マッサージと人工呼吸③気管内挿管の介助と固定方法④除細動の介助と指示に応じた輸液と記録の4つのブースに分けて行いました。
 研修生からは、「窒息の怖さを改めて学べた」「異物の除去法を体験し、その威力がわかった」「誤嚥は怖いので、まずは予防が大事だとわかった」「急変時のデモンストレーションができ、具体的にイメージできた。」「実際の場面では焦って動けなくなると思うので、頭の中でしっかりシミュレーションを繰り返しておきたい。」「まずは声を出して人を呼ぶこと、救急カートを持って行くことくらいはやりたいと思う」など前向きな感想が寄せられました。
 その後、この2ヶ月を振り返っての交流を行いました。「不安でいっぱいだけれども悩んでいるのは自分だけじゃないとわかって心強かった」「先輩にはもっと経験談を語ってもらいたい」など率直な意見も出されていました。いよいよ6月末からは夜勤の見習いが始まります。これからも温かい目で成長を見守っていきたいと思いました。

東葛病院副総師長 小渕尚子


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 看護師長室付、副総看護師長のもと、外来業務・認定看護師としての活動と二足のわらじをはいています。昨年末より活動内容が増え、通常外来業務に就くことは少なくなりました。
 月曜日から土曜日まで、スキンケアグッズと記録グッズをつめこんだバッグを掲げて、外来・病棟、時々訪問診療・訪問看護など、様々な場所へ伺い相談やケアを行います。電話やメールでの相談も受けます。1日平均10~15名の患者様に対応しています。
 相談内容は、皮膚・排泄ケア認定看護師の担っている「創傷」「ストーマ」「失禁」で、具体的には「褥瘡発見!」「困った!便が漏れる!」「どうしよう!お尻がただれてる!」など様々です。

 認定看護師を取得する前は、「これでいいのか?結果はいいけど、根拠は?」と思いながら提供していた看護も、認定看護師取得後は、「なぜこの問題は起きているのか?」「原因はどこにあるのか?」「解決するためのケア方法にはどのような方法があるのか。」「患者様にとってどの方法が合っているのか。」など根拠をもって説明することができるようになりました。根拠をもつことで、患者様やご家族との信頼関係が築きやすく、また医療者間での相談もしやすくなり、「ストーマケア」「スキンケア」においては、医師から依頼があることもあります。

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 相談を受ける中で、私が意識して取り組んでいることは、局所ではないという視点です。創傷があるとどうしても局所的な「傷」だけに意識が集中します。そうではなく、これらを取り巻く様々な要因、元々の患者様の持つ要因・疾患・環境やケアによる要因等、様々なものが関与してくるのです。ですから、チームの一員としてスタッフと一緒に、情報を収集、整理、問題点を抽出し、ケア内容を計画しすすめていくようにしています。そして、大事にしていることは「患者様やご家族がどうしたいか」ということです。入院して行われているケアは生活の中の一部でしかありません。患者様やご家族が望むケアに寄り添っていく、そんなケアを大事にしています。
 毎日、様々な患者様と出会い、抱えている問題が少しでも解決できる、そのお手伝いをしている時、認定看護師を取得して良かったと実感します。


おおくぼ戸山診療所 看護師長 竹村 枝美子

 2002年4月に開設したおおくぼ戸山診療所は、今年4月で9年目を迎えました。昨年9月に桜井先生から星野先生へと所長が交代になりました。