師長 竹村三枝子

おおくぼ戸山診療所は、山手線新大久保駅下車。韓国に来たような街並み!人通りの多い大久保通りを明治通りに向かって歩くこと10分位の所に診療所はあります。
2002年4月にオープン。今年で10年目に入りました。3階建ての1・2Fが診療所、3Fは戸山訪問看護ステーションが入っています。診療科目は、内科・呼吸器科・小児科の診療と訪問診療・予防接種・各種健康診断。
診療所近辺には、国際医療センター・社会保険中央病院・大久保病院などがあり連携をさせてもらっています。また戸山ハイツ・百人町団地の都営住宅があり、高齢者の居住も多く当診療所をかかりつけ医として利用される方も年々増加傾向になっています。
外来件数は月800人を越えてきました。昨年より禁煙外来が始まりました。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断及びCPAP療法も呼吸器専門の星野所長が頑張っています。最近の目玉は〈CAVI(キャビイ)検査=動脈硬化を調べる検査〉が皆様に喜ばれています。

2011年度から電子カルテ導入で着々と準備が進んでいます。訪問診療も週3回行っています。現在60名前後の管理患者数となりました。高齢の方、独居の方も多く、介護サービスで在宅療養を支えられていることを実感しています。
共同組織友の会の皆さんと青空相談会を月1回行ったり、地域の皆さんの参加でお花見、旅行、バザー、もちつきを定例化しており楽しみに待っていてくださる方が増えてきました。地域に根ざしてきたことを実感しています。日常の医療活動とともに様々な地域活動を、医師5、事務3、看護師3.5名で頑張っています。
処置室には戸山育ちの「メダカ」を戴き、診療所で孵化に成功。かわいい「メダカ」の学校の生徒たちも増えています。日ごろの疲れをいやしてくれる存在となりました。患者さん、職員の人気者です。