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代々木診療所紹介

師長 二瓶幸江

代々木診療所の玄関

 代々木診療所は、戦後の1946年(S21年)9月に民主的活動家、勤労者や地域住民の健康を守ることを中心とした医療活動を目的に創設されました。


 1949年千駄ヶ谷1丁目に移転、有床診療所を経て代々木病院へと発展していきました。その後も、患者さんの要求にこたえつつ何度かの増改築がおこなわれ、現在の本館・東館となりました。1953年はじめての民医連綱領が決定され、綱領のもと更なる医療活動を展開してきました。


 1995年3月代々木病院建替えにともない、代々木駅から徒歩3分の千駄ヶ谷大通り明店街に代々木診療所として新たに生まれかわりました。現在の診療所は、超高層ビルの2階で、2002年8月に移転しました。移転を何度か繰り返しておりますが、現在も診療所創設当初の理念を柱に、「安全、安心、かかりやすい医療活動」の実践にとりくんでいます。


 ちょっと長い急階段を昇りきると、軽音楽が流れる広い待合室は「診療所ですか?」と訪問される方々はびっくりされます。"静かで、混んでいないから""先生とゆっくり話ができるから"何より「近くて便利」と、地域の皆さんのかかりつけ医的存在となっています。


事務の方とミーティング中の二瓶師長(中央) ゆったりとした受付・会計カウンター

 内科中心の診療所ですが、健診にも大いに取り組んでいます。また、社会保険本人の働き盛りの受診者が多いのも特徴です。健診の声かけ、再検の呼びかけを重視しながら、慢性疾患管理に力を入れています。慢性疾患外来では、中断しないことが一番大事なことです。そのためには日常生活の見直しや改善に真摯に向き合い、日々実践を積み重ねることが求められます。私たち診療所では、毎月の体重測定時に、「食事は...ついねぇ」「歩き始めたよ」「今回のデーターは、よくなっていました!」との会話の中に、ゆっくりの歩みでも変化がみえたときには、患者さんと喜びを分かち合っています。疾患について学び、食事・運動療法・休肝日・減量をキーワードとして患者さんに寄り添いながらの看護は、私たちの学びにもつながっています。


 また、診療所のお知らせもかねて、友の会や代々木歯科の衛生士さん達と連携して、月1回診療所前で青空健康相談会もおこなっています。


 我が診療所の自慢は、毎月発行の「診療所だより」(207号)です。現在、たとえば、減塩はなぜ必要なの?をわかりやすく説明することで、生活習慣病についての身近な啓蒙活動の一環と位置づけとりくんでいます。


 また、職員の交流では、「○○さんのおかげでケーキおいしかった」と、お誕生会をかねてワンコイン食事会もやっています。診療所は4~5人職場なのでお楽しみ会も大切にしています。


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